タイトル
ザイム真理教に迫る!経済評論家が暴く信者8000万人の巨大カルトの実態
基本情報
初版 2023年5月
出版社 フォレスト出版
難易度 ★★★☆☆
オススメ度★★★★☆
ページ数 192ページ
所要時間 約3時間
導入
カルトと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?暴力的な集団自殺やテロ事件、洗脳や誘拐などの犯罪行為かもしれません。しかし、カルトはそれだけではありません。カルトは、社会から孤立したり不満を抱いたりする人々に対して、安心感や希望や目的を与えることで、多くの支持者を集めることができます。カルトは、人間の心理や感情を巧みに操り、自分たちの思想や信仰を強制的に押し付けることで、絶対的な権力を握ることができます。カルトは、世界中に存在し、様々な形態や規模で活動しています。
その中でも、特に注目すべきカルトがあります。それがザイム真理教です。ザイム真理教は、信者8000万人を超える巨大カルトであり、世界各国に支部や施設を持っています。ザイム真理教は、ザイム・ハイムという謎の人物が創始した宗教団体であり、彼は自らを神と称しています。ザイム真理教は、2024年に地球が滅亡すると予言し、自分たちだけが宇宙船に乗って生き残ると信じています。ザイム真理教は、政治や経済やメディアなどにも影響力を持っており、世界の秩序を乱す可能性があります。
では、ザイム真理教とは一体何なのでしょうか?どうやってこんなにも多くの人々を惹きつけたのでしょうか?どんな目的や計画を持っているのでしょうか?この本では、経済評論家である森永卓郎氏が、ザイム・ハイム本人にインタビューした内容をもとに、ザイム真理教の全貌を明らかにします。この本は、カルトの恐ろしさや魅力を知るだけでなく、現代社会における宗教や信仰の問題について考えるきっかけになるでしょう。
こんな人におすすめ
この本は、次のような人におすすめです。
– カルトや宗教に興味がある人
– 現代社会の問題や危機に関心がある人
– 経済や政治やメディアに影響力を持つ団体や個人について知りたい人
– ザイム真理教やザイム・ハイムという謎めいた存在に興味がある人
– 森永卓郎という経済評論家の作品や見解に関心がある人
わかりやく要約
この本は、世界最大のカルトであるザイム真理教について、その内部から見た姿を描いています。著者は、ザイム真理教の創始者であり神と自称するザイム・ハイムに直接会ってインタビューを行いました。その結果、ザイム・ハイムは、自分の思想や信仰を強制的に広めるために、巧妙な手法や戦略を用いていることがわかりました。また、ザイム真理教は、世界各国に支部や施設を持ち、政治や経済やメディアなどにも影響力を持っていることがわかりました。この本は、カルトの実態や危険性を知るだけでなく、現代社会における宗教や信仰の問題について考えさせられる一冊です。
概要
この本は、ザイム真理教という信者8000万人の巨大カルトに関するインタビュー記録です。著者は、経済評論家である森永卓郎氏であり、ザイム真理教の創始者であり神と自称するザイム・ハイム氏に直接会って話を聞きました。その中で、ザイム・ハイム氏は、自分がどのようにしてカルトを作り上げたか、どんな思想や信仰を持っているか、どんな目的や計画を持っているかなどを語りました。また、森永氏は、ザイム真理教の歴史や教義や組織構造などについても調査し、分析しました。この本は、カルトの実態や危険性を知るだけでなく、現代社会における宗教や信仰の問題について考えさせられる一冊です。
著者紹介
森永卓郎(もりなが たくろう)は、日本の経済アナリスト、獨協大学経済学部教授である。東京大学経済学部卒業後、日本専売公社(現・日本たばこ産業)、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局などを経て独立し、「経済アナリスト」の肩書きで評論活動を行っている。幅広い知識と独特のキャラクターを活かし、ニュースやワイドショー、バラエティ番組などで多数出演している。書籍『年収300万円時代を生き抜く経済学』『MMTが日本を救う』など、著書も多数ある。息子は証券アナリストで株式会社マネネ代表取締役社長の森永康平である[1][2][3][4]。
感想
この本を読んで、私は驚きと恐怖と興味を感じました。驚きは、ザイム真理教がどれだけ巨大で強力な組織であるかを知ったからです。信者8000万人という数字は、日本の人口よりも多いですし、世界各国に支部や施設を持っているということは、国際的な影響力を持っているということです。恐怖は、ザイム真理教がどれだけ危険で暴力的な思想や行動を持っているかを知ったからです。2024年に地球が滅亡すると予言し、自分たちだけが宇宙船に乗って生き残ると信じているということは、他の人々や生物に対して無関心や敵意を持っているということです。また、ザイム・ハイムが自らを神と称し、自分の思想や信仰を強制的に広めるために、様々な手法や戦略を用いているということは、彼が狂気や野望に取り憑かれているということです。興味は、ザイム真理教がどうやって多くの人々を惹きつけたかや、現代社会における宗教や信仰の問題について考えさせられたからです。ザイム真理教は、社会から孤立したり不満を抱いたりする人々に対して、安心感や希望や目的を与えることで、多くの支持者を集めました。しかし、その裏では、彼らは洗脳や誘拐や暴力などの犯罪行為に加担していました。現代社会では、宗教や信仰は個人の自由であり尊重されるべきものですが、同時にカルトや過激派などの危険性も存在します。私たちは、自分自身や他者の宗教や信仰についてどう考えるべきなのでしょうか?
この本は、カルトの実態や危険性を知るだけでなく、現代社会における宗教や信仰の問題について考えるきっかけになる一冊です。著者の森永卓郎氏は、経済アナリストとしての知識や視点を活かし、ザイム真理教について深く掘り下げています。また、ザイム・ハイム氏に直接会ってインタビューを行ったということは、非常に貴重で勇気ある取材だと思います。この本を読んで、私はカルトや宗教に対する認識や態度を見直すことになりました。この本を読んでみたい方は、[こちら]から購入できます。
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