パンどろぼうとほっかほっかー：あなたが知らないパンの世界

タイトル

基本情報

初版　　2023年9月13日
出版社　　KADOKAWA
難易度　　★★☆☆☆
オススメ度★★★★☆
ページ数　32ページ
所要時間　15分

導入

パンが大好きなあなたに、素敵なプレゼントがあります。それは、パンどろぼうという不思議な生き物の物語です。パンどろぼうは、人間の家からパンを盗んで食べることが大好きです。でも、彼はただの悪いやつではありません。彼は、パンを食べることで人間の気持ちや夢を感じることができるのです。そして、彼はそのパンに込められた思いを、自分の仲間や困っている人に届けることで、幸せを分かち合うことができるのです。

この本では、パンどろぼうが新しい仲間と出会います。それは、「ほっかほっカー」という名前の赤い車です。「ほっかほっカー」は、パン屋さんから出てきた熱々のパンを運んでいます。パンどろぼうは、「ほっかほっカー」に乗って、世界中の美味しいパンを探すことにします。しかし、彼らの旅は平和ではありません。悪いやつたちが彼らを追いかけてきます。彼らは、パンどろぼうと「ほっかほっカー」を捕まえて、自分たちのものにしようと企んでいます。

果たして、パンどろぼうと「ほっかほっカー」は無事に旅を続けることができるでしょうか？彼らは、どんなパンに出会うでしょうか？そして、彼らは誰に思いを届けることができるでしょうか？この本は、あなたをパンの魅力に引き込む冒険物語です。

こんな人におすすめ

この本は、こんな人におすすめです。

– パンが大好きな人
– パンに関する知識や歴史に興味がある人
– シュールでユーモラスな物語が好きな人
– 柴田ケイコさんのイラストが好きな人
– 子供と一緒に読み聞かせをしたい人

この本は、パンの魅力をたっぷりと伝えてくれる絵本です。パンどろぼうとほっかほっカーの冒険に一緒に出かけてみませんか？

わかりやく要約

『パンどろぼうとほっかほっカー』は、パンに関する驚くべき事実や歴史、レシピなどを紹介する絵本です。パンどろぼうという不思議な生き物が、ほかほかのパンと思いを届けるために「ほっかほっカー」という車に乗るお話です。シュールでユーモラスなキャラクターと楽しい冒険が繰り広げられます。柴田ケイコさんという人気のイラストレーターが描くパンの絵はとても美味しそうで、見ているだけでお腹が空いてきます。この本は、小さなお子さんから大人まで楽しめる絵本です。

概要

著者紹介

この本の著者は、柴田ケイコさんという人気のイラストレーター兼絵本作家です。柴田ケイコさんは、1973年に高知県に生まれ、奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコースを卒業されました。その後、地元の印刷会社やデザイン事務所で働きながら、イラストレーターとしての活動を始めました。30代半ばから仕事が増え始め、雑誌や書籍の挿絵や装丁などを手がけるようになりました。2009年には第10回ノート展準大賞を受賞し、2016年には絵本『めがねこ』で絵本デビューを果たしました。その後も『おいしそうなしろくま』『パンどろぼう』などのヒット作を生み出し、数々の絵本大賞を受賞されました。柴田ケイコさんの絵本は、可愛らしくてシュールなキャラクターや物語が魅力的で、子どもだけでなく大人も楽しめる作品です。柴田ケイコさんは現在も高知県で夫と二人の息子と暮らしながら、イラストや絵本の制作を続けています。

感想

この本は、子供向けの絵本ですが、大人も楽しめる内容です。パンどろぼうの言い訳がとてもユーモラスで、読んでいて笑ってしまいました。絵もカラフルでかわいらしく、パンの種類も豊富で見ているだけでお腹がすきます。物語の最後には、パンどろぼうの正体や動機が明らかになりますが、それはとても感動的で心温まるものでした。この本は、パン好きな人や家族で読みたい人にお勧めです。